初めてでも安心!胡蝶蘭の上手な育て方

お祝いの花としてよく見かける豪華な蘭の胡蝶蘭は、値段も高額で人気の花として認知されています。胡蝶蘭は高級な花と言う事もあり、育て方の理解をしておくと良いと言えます。

【胡蝶蘭の肥料について】
胡蝶蘭の育て方として肥料は、生長期に10日から2週間で液体肥料を水の代わりにやる方法がありますが、植え替えや鉢増ししたときに元肥を与える方法が良いとされて、鉢をいじっている時は行き届いた肥料管理から一鉢ずつ根元にやる手間が省けると言えます。胡蝶蘭の肥料の特徴としては、油粕が使われてましたが、粒状の化成肥料と液肥が主流になっています。専門的には秋に肥料を使用せず、春からの生長期から充実期、開花期に窒素系やカリ系、リン酸系と別々に肥料を与えると良いです。胡蝶蘭が咲けば満足という人は、難しく考えずに液肥は繰り返し使用して、化成肥料の置き肥を入れておくのが手軽と言えます。

【胡蝶蘭の花芽と花茎について】
胡蝶蘭の花芽は、基本的に11月から12月頃出て来ますが、それ以外の時期に出回っている物は発芽の発生時期を人為的に変え開花させていると言えます。温室や設備のない家庭での園芸の胡蝶蘭の場合は、開花時期までは変更する事は出来ない事から花芽が自然に発生する11月から12月を待つことになります。花芽の発生する所の多くは、上から2枚目の葉の付け根です。中輪の場合には、花芽が発生する部位がいくつもあり異なる事から注意が必要です。花芽は冬の間は、最低気温20度あれば良く伸び冬の間に開花する事が出来ますが、6度から7度の場合は休眠状態になるので、生長開花は5月から6月です。胡蝶蘭の花茎は、11月から12月頃で、葉の付け根の部分から花芽が出て、花芽が伸び出すと長い花茎を出し、先端に蕾みがつきます。花茎は胡蝶蘭の系統によって長さが異なるので、大輪系の場合手入れが良いと70センチから80センチ伸びるので大きく影響します。花茎は一本調子に良く伸びて、枝分れしないものと2本から3本の小枝が出るものとがあります。胡蝶蘭の原種には、茎が10センチから20センチしか伸びずに2輪の蕾みがつくものもあり種類によって異なります。

【胡蝶蘭の水遣りのポイント】
胡蝶蘭の水遣りを考える時に、洋蘭の育て方として一般的には、何日に一回と書いてありますが、正確ではなく、植えてある株の状態や大きさや植え込み材の種類、質や大きさ、周りの環境などで大きく変わってくるからと言えます。胡蝶蘭の場合は、水遣りの技術が胡蝶蘭の質を左右する大きな要因となるほどです。少なくとも3日に1回は全ての株に目を通して最適な水遣りの日を決めるなど胡蝶蘭によって水遣りのタイミングを変える事が肝要です。水遣りとして大切なポイントは、同時に鉢の中の空気を入れ替えることで、たっぷりと水を与える事が大事です。胡蝶蘭の根腐れを防止するために鉢の中を一度乾かす必要があり、完全に乾いてから水を与える事を意識すると良いですが、乾かしすぎると生長障害を起こしてしまうので注意が必要で難しいポイントです。


【胡蝶蘭の植え替えのコツについて】
胡蝶蘭は花が咲いている株が鉢植えになって販売されているケースが殆どですが、状態がよければ、ラッピングだけはずして育て続けてる事は可能ですが、育苗ポットに植えられているものは、蒸れから根が腐りやすくなるので、鉢に植え替えて育てる必要があります。胡蝶蘭は着生植物として、土ではなくミズゴケかバークチップに植えて育てていく事が基本です。鉢は、ミズゴケなら乾燥しやすい素焼き鉢を使用して、バークヤシ殻チップの場合はプラスチックの鉢を使うのがベターです。

【胡蝶蘭の花芽の切り方の注意点】
胡蝶蘭の花茎は株の茎から2節から3節の上位で切取る事がポイントです。理由としては、暫くすると残った節から花茎が伸びるので、2番花が楽しめるからと言えますが、花茎の先端からオレンジ色に枯れ込んでしまった場合は株元の茎の際でカットする必要があります。カットする時には、ウイルス病予防の為加熱消毒したハサミを利用する事が良いです。

【胡蝶蘭と支柱の関係性と注意点】
胡蝶蘭を購入する時には、支柱が立てられているのをよく見かけると思いますが、熱帯地方に生育する野生の胡蝶蘭は、樹の幹などに着床しています。野生の状態なので、支柱を立てることなく、花茎は自由に伸びて行き最後には花の重みで自然に枝垂れます。自然環境下なので、枝垂れ具合が整っていなくても全く問題はないと言えます。ですが、贈り物の高級胡蝶蘭となると見栄えが良くない事もあり、生産者は胡蝶蘭の花茎の成長の過程で、まっすぐ美しく伸びるように支柱をかけると言われています。それぞれの株の花茎の見栄えがよくなるように育てていて、胡蝶蘭の3本立ちや5本立ちと言われるタイプのものは、1花茎の株を3株や5株と寄せ植えしています。胡蝶蘭に支柱を差し込むときの注意点としては、根を傷つけてしまう可能性があるので、思いっきり力を込めて刺すのではなく、感触を確認しながら刺すように心がけると良いです。